今回からは「泣ける恋愛小説」をテーマに、感動必至のラブストーリーをご紹介します。別れや死、叶わぬ想い…さまざまな“涙”の理由が詰まった5作品です。
46. 『世界の中心で、愛をさけぶ』/片山恭一
あらすじ: 白血病で亡くなった恋人・アキへの想いを抱え続けるサク。彼女との日々と、喪失からの再生の物語。
おすすめポイント: “セカチュー”ブームの火付け役。淡く切ない思い出と、残された者の心情に涙。
47. 『永遠の0(ゼロ)』/百田尚樹
あらすじ: 特攻で命を落とした祖父の真実を追う青年。祖父と祖母の間にあった知られざる愛の物語が明らかになる。
おすすめポイント: 戦争を背景にした壮大な愛の物語。命と愛の尊さを深く考えさせられます。
48. 『ラブレター』/岩井俊二(原作ノベライズ)
あらすじ: 亡くなった恋人宛に出した手紙が、同姓同名の女性に届くことで始まる物語。手紙を通じて明かされていく、彼の記憶と心。
おすすめポイント: 「お元気ですか?」の一文がすべてを語る。静かで美しい余韻が残る感動作。
49. 『君が落とした青空』/櫻いいよ
あらすじ: 些細な喧嘩の後、彼が交通事故に遭ってしまう。過去を繰り返す“ループ”の中で、彼女はやり直すチャンスを得る——。
おすすめポイント: 「もし、あの時…」という後悔と愛情。涙と希望が交錯するタイムリープ・ラブストーリー。
50. 『余命10年』/小坂流加
あらすじ: 不治の病により余命10年を宣告された茉莉は、恋をしないと決めていた。しかし、和人との出会いが彼女の心を少しずつ変えていく。
おすすめポイント: 限られた時間の中で育まれる“本気の恋”。読むたびに命の輝きと愛の力を感じる涙作。
次回は【第11回:泣ける恋愛小説編②】をお届けします。さらなる涙と感動の物語をどうぞお楽しみに。
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