🌸4月に読みたい!日本の恋愛小説100選【第19回:恋と青春編②】

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前回に続き、学生時代の甘酸っぱくも切ない恋や青春を描いた作品をご紹介します。読んでいるうちに、忘れていたあの頃の気持ちがよみがえるかもしれません。


91. 『世界から猫が消えたなら』/川村元気

あらすじ: 余命わずかと宣告された青年が、「この世界から何かを消すことで命を1日延ばせる」と告げられたとき、彼の心に浮かぶのは大切な人たちとの記憶だった。

おすすめポイント: 大切な人を想う気持ちと、失うことで見えてくる愛。青春の一幕を静かに描いた感動作。


92. 『溺れるナイフ』/ジョージ朝倉

あらすじ: 東京から田舎へ引っ越した中学生の夏芽。そこで出会った神秘的な少年・コウとの激しく、危うい恋の行方。

おすすめポイント: 危うくて激しい恋心と、若さゆえの衝動。思春期の濃密な感情が胸を打つ。


93. 『ピンクとグレー』/加藤シゲアキ

あらすじ: 幼なじみとして芸能界を目指した二人の青年。片方が突然自殺したことで明かされる“嘘”と“真実”。

おすすめポイント: 青春と芸能界、そして複雑な友情と恋心。構成の巧妙さにも注目。


94. 『きみはポラリス』/三浦しをん

あらすじ: さまざまな男女の恋愛模様を描いた短編集。純粋な片思いから、背徳的な関係まで幅広く収められている。

おすすめポイント: 青春だけにとどまらない、多彩な恋の形に触れられる。どこか懐かしく、どこか痛い。


95. 『桐島、部活やめるってよ』/朝井リョウ

あらすじ: 突然、学校のヒーロー・桐島が部活を辞めたことで、周囲の人々の関係が少しずつ変わり始める群像劇。

おすすめポイント: 直接的な恋愛描写は少ないが、思春期の関係性と微かな恋心がリアルに描かれる。


次回はいよいよラスト【第20回:締めくくり編】です。100冊の恋愛小説の旅のフィナーレとして、心に残る恋愛物語を厳選してお届けします。

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