こんにちは。今日は、ファンタジー好きにはぜひ手に取ってほしい一冊をご紹介します。
それが 上橋菜穂子さんの『獣の奏者』シリーズ(講談社文庫) です。
あらすじ(ネタバレなし)
舞台は、人と巨大な獣が共に生きる世界。
主人公の少女・エリンは、獣と心を通わせる特別な力を持ち、その才能がやがて彼女の運命を大きく変えていきます。
壮大な自然の描写と、獣と人間の絆、そして政治や戦の渦に巻き込まれていくエリンの成長――。
読むほどに、まるでその世界に旅しているような没入感があります。
読んでみた感想
最初は児童文学のような読みやすさを感じましたが、進むにつれて物語はどんどん深く、大人も唸る社会性のあるテーマが描かれていきます。
特に「生きることの意味」や「力と責任」というテーマが、物語を通じて心に残りました。
エリンと獣たちの交流シーンは胸が熱くなり、ページをめくる手が止まらなくなります。
おすすめポイント
- 文庫なので手軽に読みやすい
- 世界観がしっかりしていて大人も楽しめる
- 続編まで揃っているので、読み始めたらシリーズでじっくり楽しめる
- アニメ化や舞台化もされ、多方面で高い評価を受けている
ファンタジーの醍醐味である「異世界に入り込む体験」を味わいたい方に、とてもおすすめです。
ぜひ、物語の世界にどっぷり浸かってみてください。
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